Sorry! Japanese Only.



どうやって取り付けるの?

じぶんの車にあとから取り付けようとするとき、いうまでもなく一番楽なのはオートバックスとかイエローハットなどのお店に頼んで全部任せることです。お店にもよると思いますけど1万円〜3万円が相場らしいです。プロですから配線もきれいに隠してくれますし、自分の好み(画面の位置や角度とか)やわがまま(走行中に操作できるようにしてくれ・・)も聞いてもらえるはずです。時間は、半日から丸1日かかります。オートバックスでオデッセイにナビをつけたときは、10時半ころに預けて、夕方の6時ころに取り付け完了しました(その間は代車を貸してくれた)。

でも、カーステレオを自分でつけたりできるくらいの技量があれば、そして1日くらい自由になる時間があれば、自分の手で取りつけてみるのも一案。友人にプロやマニア(?)がいれば、彼らの手を借りながら付ける事だってできます。

カーナビを取り付ける際に考える必要があるのは、まず本体をどこに置くか、アンテナはどこに設置するか、電源はどこからとるか・・などです。さらにほとんどのナビは、車速パルス(車に元々ついているコンピュータからのスピード信号)線、パーキングブレーキスイッチからの線、後退灯の線などを接続する必要があります。配線は膨大なので、順番に片づける必要があります。

まず本体ですが、インダッシュタイプのナビであれば左の写真のように収めるだけですので悩む必要はないですね。とはいっても、2DIN のド派手なコンポを入れているとか、元々ダッシュボードに 1DIN しかスペースがない、といった場合はどこか別の場所を探すことになります。その場合、セダンならやはりトランク、RVならば助手席の下というのが一般的みたいです。CD-ROM を入れ替えるためにネジを外さなくてはならない・・・というような場所は止めたほうがいいでしょう。

あと設置するのはアンテナです。GPSアンテナは、説明書によると屋根の上が薦められていますが実際には室内のほうがオススメ。盗難やいたずらから守れるし、見栄えもちがいます。まぁ、「オレはナビを付けているんだっ!」と自己主張したい人は目立つところでもいいかもしれません。

右の写真は、リアウインドー下(ソアラ)に設置した場合と、フロントウィンドー下(オデッセイ)に設置した場合です。どちらも受信は良好で問題ありません。ただ、ガラスが垂直に近く立っている車(ワンボックスなど)の場合は、屋根に載せたほうが無難かもしれないですね。


そして TV アンテナです。車ではテレビは見ない!!という主義の人は不要ですが、VICS受信機付きのナビだと、アンテナを付けないとVICSが作動しません。取り付け場所は、だいたいリアウィンドウの左右上部が定番です。オデッセイのように左右がカーブしている場合は、屋根に取り付けたほうがきれいにいきますしアンテナが目立たないということもあります。
取り付けのときに注意するのは、まず貼り付ける部分を徹底的にきれいにすること。アンテナに脱脂剤などが付属していればそれを使って磨きます。そして、貼り付ける部分を両面ともドライヤーでがんがん暖めます。粘着剤が溶けそうなくらいに熱くなったら、空気の泡が入らないようにペタっと貼り付けます。きれいに磨いてドライヤーを使えば、あとからアンテナが落ちたりすることはまずないはずです。
ちなみに、写真にご出演願ったのはミッキー&ミニーと、海ほたる君です。

次に、モニターの位置も決めなくてはなりません。これまたインダッシュのモニターであればすぐに場所は決まりますが、外付けであれば取りつける方法はいくらでもあります。走行中の視線移動を少なくするためには、なるべく高い位置に取り付けるのがオススメ。もちろん、前方の視界が遮られない範囲で、ですが。

それから最近は常識化してきたエアバッグ装着車は、特に注意しなくてはなりません。エアバッグが開いた瞬間にモニターがぶつかるところではまずいわけです。エアバッグ装着車はインダッシュモニターを選ぶのが無難です。

本体とアンテナの取り付けが終われば、あとはもうひたすら配線して内装の下にもぐりこませるだけ。本体を助手席のシートの下に設置する場合は、シートを外してしまった方がずっと楽です。ドアの下のステップをはずすと、配線用のレールが出てきます。カーペットもそこからはがれます。一人でやったりするとかなり根気が要求されるので、だれか友達を呼んで喋りながらやったほうがいいはずです。がんばってください。

ところで、自分で取りつけようとするときの一番の問題は、ダッシュボード周りをどうやってバラすか、でしょう(ドライバーを持ってない、とかは言わないように)。これには心強い見方がいます。それは SONY でして、いろんな車種別にダッシュボードのバラしかたや車速パルス取り出しなどの情報が FAX にて引き出せます。まずは FAX から 0120-1210-75 に電話すると、手元に車種別のコード表が送られてくるはずです。そして、そのコード表で自分の車を確認したら、今度は 03-3552-7488 に電話して、メッセージのとおりに操作すると自分の車の情報が送られてきます。これは非常に便利で重宝します。


戻る


by.Kenji "kenjiz@yahoo.co.jp"